四毒(小麦粉、植物油、乳製品、糖分)を抜きましょう、という健康法(?)が注目されていますが、まあなかなか糖分と油は止められないよね、ということでかなりゆるーく、小麦粉抜きのグルテンフリーだけは継続。そんななか、2024年末ごろから参考にしているHIRO Cookingさんによる四毒抜きカレーのレシピ、市販のカレールーそっくりな米粉カレーの作り方、アレンジしつつ、リピートしています!今見たら再生数が55万回になってる! 四毒抜きカレーレシピ今ではいくつか出てくるけど、これがはしりなのでは?
米粉で作るカレールー!小麦粉なし!
HIRO Cookingさんのレシピは豚肉ですが、鶏肉で作っています。

玉ねぎ中1個、にんじん1本、じゃがいも2-3個、肉250g、塩、胡椒、ローレル1枚、唐辛子1本、ルー(米粉大さじ4、カレー粉大さじ2、純ココア大さじ1、味噌大さじ2、トマトペースト18g、しょうが 小さじ1/2、 にんにく 小さじ1、塩 小さじ1〜2)
- 玉ねぎ、にんじん、じゃがいもは切っておく
- 鶏皮をフライパンで焼いて油を出す、残りの肉は塩胡椒しておく
- 玉ねぎを切ってフライパンに入れ、鶏皮とともに1〜2分炒める。塩と少量の水を入れ5分くらい蒸し煮にしてしんなりさせる
- 水1リットル、ローレル、赤唐辛子を入れて弱火で3〜4分煮る
- 人参を入れて3分くらい煮て、その後じゃがいもを入れて加えて3分くらい煮る
- 煮ている間にルーを作る。まず粉類、米粉大さじ4、カレー粉大さじ2、純ココア大さじ1を混ぜ、水50mlを入れて混ぜる
- さらに味噌大さじ2、トマトペースト18g、おろししょうが小さじ1/2、おろしにんにく小さじ1を混ぜる
- ローレルと赤唐辛子を取り出して、ルーをこしながら入れて、よく混ぜ1〜2分煮る
- 肉を入れ、蓋をして弱火で7〜8分煮る
- 塩小さじ2〜3、少しずつ入れながら味を調整して完成
時間はコンロの火力によっても違うので、目安で。また、入れる水は1リットルより少なめにしてます。












ちょっとコクが足りない感じもありますが、HIRO Cookingさんによると、ナンプラーやみりんを入れるといいとのこと。寝かすと旨みが増します。動画のコメントには鶏肉で作った場合は昆布パウダーを足すとおいしくなるというご意見もありました。
私はちょっと味が足りないと思ったときは、食べるときにトキハの生ソースをかけてます。原料に砂糖は入っていますが、化学調味料や人工香料・色素をいっさい使っていない。トキハソースは東京の滝野川にある、大正から続く老舗なんですよね。前、久米宏のラジオ聞いてたら、女性社長さんが出られて、生野菜を酵素分解して作ることを紹介し、そんなソースがあるんだーと興味を持ったのがきっかけ。以来ずっと愛用。野菜のうまみが詰まっています。昭和の時代は、カレーにソースかけたよね!
動物性の油と肉を使わなかった失敗談
完全ヘルシーカレーを狙って、油を使わずに玉ねぎを空炒り&蒸し煮し、肉の代わりに大豆ミートを入れたらあまり美味しくないカレーが出来上がりました(笑。



動物性油と動物の肉にいかに旨みがあるか思い知らされました、、、SNSで人気の無水カレーも鶏肉たくさん入れてるし。
このやり方で美味しくするには、玉ねぎとニンニクを多めの量で旨みを出すまで徹底的に炒めると良いかもしれません。実はカレーは、インドカレーかタイカレー派で、日本のカレールーを使ったカレーを作ったことがあまりなく(笑 感覚がよくわからないのもありまして。
米粉でルーを作るとどろっと感は出ても、小麦粉のルーほど重たい感じにならないのもいいと思います。
めんつゆ混ぜて和風カレーにも!
余ったルーにはめんつゆを混ぜて、そばを入れたり、つけそばにしたりもしています。これはヘルシーでおいしい。むしろこっちが楽しみです。タイカレーやインドカレーにそば入れるのは抵抗あるよねー。
なお、市販のめんつゆは砂糖が入っているので、気になる人は自作してください。米粉のカレールーもあるので、面倒な人はそちらを。



四毒について。体質は人によってさまざま。ゆるーく付き合えばよいのでは?
四毒についてはいろいろ意見があると思います。私も一時過敏になって、小麦粉や乳製品に加えて油や砂糖も取らないようにしたこともあったのですが、病気でもないし、社会生活上、外で食べないわけにもいきません。自分で食事を選べないシチュエーションで、四毒を含んだ食事が出てきたとしても、人様が作ってくれたもの、ありがたくいただいています。その地方の名産や名物ならなおさら。
3月20日にNHKで、フロンティアの「シリーズ 食 敵か味方か?」第1回「糖でヒトは進化した」という番組を見て発見がありました。イスラエルの研究所で、さまざまな糖質(パン(ベーグル)やケーキなど)をイスラエル人の被験者に食べてもらったら、人によって、全く反応が違ったのです。ケーキで血糖値が上がる人もいれば上がらない人もいる。ベーグルも同様。要は、人によって血糖値が上がる食材は異なる。では何が血糖値に影響するのかというと、腸内細菌なのだそう。パプアニューギニアの人が糖質の芋ばかり食べているのに、筋骨隆々なのも特殊な腸内細菌を持つから。
糖質制限とか、特定のダイエットとか、それぞれ万人に効果があるわけでなく、結局個人の腸内環境の状態で異なるということ。それなら四毒抜きの効果も、個人差があるのではないかなと思いました。もちろん、日本人に共通する遺伝子はあるでしょうし、昔の日本人が食べていたものに近いものを食べるのがいいとは思うけど、個人差も結構ある。結局は自分で試してみるしかない。
健康な人なら、毒といわれようと、たまーに、適度に食すくらいならいいのでは?楽しく食べるのが一番。小麦粉はやめてるけどねー(国産小麦はたまに食べます)。

米粉でカレールー!カレールー派の救世主!