東京からバンコクへ、エアチャイナの北京経由で行くことになりまして。直前にネットを見ると「乗り継ぎ 失敗」など気になる検索ワード予測が出てきて心配になり、事前にYoutubeやブログを参考に予習していったところ問題なくトランジットできました。そのときのまとめ。
スケジュールと羽田空港チェックインから搭乗
往路のスケジュールは以下の通り。
- CA182 HND14:20発→PEK 17:25着
- CA979 PEK 20:00発→BKK 0:10着
羽田に向かう電車のなかで携帯からオンラインチェックインができたため、羽田ではバックドロップで荷物を預けられたのでチェックインの行列に並ばなくて済みました。荷物はスルーでバンコクまで届きます。
中国国際航空が運航する東京(羽田)出発便では、出発時刻の36時間前から3時間前まで、オンラインチェックインを行うことができます。ご搭乗のお客様は、余裕をもち遅くとも出発時刻の120分前までに羽田空港国際線旅客ターミナル3階の中国国際航空チェックインカウンターにお越しのうえ、お手荷物の預け入れ手続きを行い、ボーディングパスをお受け取りください。 エアチャイナ ご搭乗までのご案内より
チェックイン前に、羽田エアポートガーデンにあるAll Day Dining Grande Aile(羽田エアポートガーデン内)で食事しました。11時前からプライオリティパス利用者で結構並んでます(笑。出国審査後もSky Lounge South(ゲート108付近)でアルコールとカレーをいただきました。ありがとうプライオリティパス!(笑 1日に何ヶ所も使えるんですね(制限のないカードの場合)。
モニターがある新しい機材だったので映画も結構ありました(ただし言語は中国語、英語、フランス語)。「シビル・ウォー」観てしまい、衝撃を受ける。ほぼ定刻通り、飛行機は北京に着きました。
北京首都国際空港の国際線ターミナル
第3ターミナルは、3C、3D、3Eに分かれていますが、日本からの国際線はターミナル3Eに到着し、そのままその建物内でトランジットし、3Eから出発となります。
国際線から国際線(T3-EからT3-E)への乗り継ぎ手続き
T3-Eの3階にある国際線到着ホールに入る→乗り継ぎカウンターで乗り継ぎ手続き→国境検査→T3-Eの2階にある国際線出発ホールへ移動→保安検査→税関検査→国際線待合エリアで待機→搭乗 エアチャイナ 北京 乗り継ぎ手続き
飛行機を降りたら「Transfer」の示す方向をひたすら進みます。
実はここでトランスファー用のカウンターが閉まっていたので、急遽別のカウンターへ。係員が所々にいるので、「トランスファー」というと、あっちだと教えてくれます。
パスポートと搭乗券を読みとるとゲート開くので、顔認証して中へ。荷物検査の前に係員がいるので、パスポートと搭乗券見せて、顔写真を撮影。続いて、荷物検査とボディチェック。ここで、液体類、モバイルバッテリーや電池、カメラやパソコン類をカバンから出してトレーに入れます。カメラを出し忘れ、指摘されたので取り出してからカバンを機械に通し直しました。モバイルバッテリーは100whを超えないこと、規格表示(容量の記載)がないものは没収と書かれていたので、規格表示のあるバッテリーのみを持っていきました。意外と容量の記載がないものもあるのよね。実際に2018年に上海で容量の記載がなかったバッテリー没収されました。なお、ライターは持ち込み不可です。
これを過ぎたらもう搭乗ゲートで、スムーズでびっくり。飛行機を降りたのが17時23分、搭乗ゲートに出たのが17時43分、荷物を通し直したり、詰め直したりする時間がなければもっと早く出れたかと。混雑する季節、時間帯によってはもっと時間がかかると思います。
北京首都国際空港の施設とターミナル3Eのラウンジ
18時ごろって夕方から夜にかけて賑わう時間だと思うのだけど、空港内はかなり空いていました。ブランド店や免税店も結構あるのですが、閉まっているところが多かったです。
ここから搭乗時間まではプライオリティパスで入れるBGS Premier Loungeへ。中国では普通のクレジットカードが使えないことが多いと聞いていたので、最初からラウンジで過ごすことしか考えていませんでした。空港内のスタバなどではたくさん外国人がいたので通常のクレジットカード使えるのかも(買ってないので未確認)。
ラウンジは19時までで営業終了。実はラウンジのほかにもプライオリティパスでマッサージも使えたことを後から知り、帰路でやろうと決意。
帰りのトランジット
帰路のスケジュールは以下の通り。
- CA980 BKK1:30発→PEK 7:10着
- CA133 PEK 10:00発→HND 14:25着
バンコク夜中発で、朝に北京に到着しました。3Eのターミナルに到着し、3Eで搭乗するのは行きと同じ。到着したゲートから、再び「Transfer」を目指します。
今回はInt’l and Hong Kong/Macao/TaiwanTransferが開いていたので、そこから検査へ。往路と同じ手続きで、混雑もなくスムーズに搭乗ゲートへ出られました。
時間はあるので、往路に行かなかったプライオリティパスでマッサージができるコンフォートゾーンへ。コンフォートゾーンは3Eに2つあるので、搭乗ゲートに近い方に行きましょう。30分無料で、ボディマッサージ(足以外)か足のマッサージかを選べます。ボディを選んで肩と背中をゴリゴリとマッサージしてもらいました。さらにラウンジに行って朝食取って、搭乗。プライオリティパス使いまくりました。しかし、朝の時間も閉まっているお店も多く、空港も無駄に広い感じ。
エアチャイナで困ったこと
1) オンラインチェックインがやりにくい
オンラインチェックインしようにも、画面が全然進まず、困難を極めました。入れるべきチェックボックスが表示されなかったり、途中まで進んでも画面が反応しなかったり。あきらめてカウンターでチェックインしようとして、羽田に向かう電車の中でもう一度スマホで試したらあっさりチェックインができました。
2) バンコクでチェックインの際にバッグドロップができない
タイでも何度もトライしてやっとこオンラインチェックインができたので、当日はバッグドロップで済むかと思いきやバッグドロップがない(笑。聞いたら、オンラインチェックインしてない人の列に並べと言われました(預ける荷物がなければまた違うようです)。またカウンターが開くのは出発のきっかり3時間前。3時間前から結構な列ができていて、30分並びました。
エアチャイナで良かったこと
1)安い チケットは手配してもらったので、自分でチケット買ったのではないのだけど、なぜ直行便があるのにエアチャイナだったのか。調べると11月の羽田からバンコクで直行便だと10万円前後なのに、エアチャイナは4-5万円、LCCのエアアジア(成田発)でも8万円台。LCCより安いのね。
HISのSurprice (サプライス!)で海外格安航空券をみてみる2)食事が悪くない、特別食がある アジア系ということでお米の機内食があるのはありがたいこと。しかも24時間前までなら特別食も申し込ます。
プライオリティパスってありがたい!
この移動で、プライオリティパスを使いまくりました。乗り換えが多いときに助かるのはラウンジ。空港で現地通貨に両替しなくても、中国のようにカードが使えるのかわからない国でも、時間を潰したり、飲食ができるのは助かります。セキュリティの意味からも、フリーWi-Fiは使わずに、事前にeSIMのGigSkyアプリをインストールして、複数の国で使えるプランを購入しておいたので、それで地図やメールをチェックしました。
思ったよりもスムーズに乗り継ぎができましたが、時期によって混んでいるともっと時間がかかるかもしれません。基本的に保安検査の係員は若い人が多く、決して高圧的な印象はなく、柔らかい物腰という印象でした。たまたまだったのかもしれませんが。
また、エアチャイナも恐るほどではなく普通だった(笑 帰路の北京ー羽田の機材はA321−200でパーソナルモニターがなく映画が見られなかったけど。
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