昭和の家のドアノブ、スムーズに回らなかったり調子が悪かったのを潤滑剤入れたりでごまかしながら使っていたら、ついに家を出たときにノブを回しても開かない事態発生!さすがにこりゃまずいと交換することにしました。
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鍵を見極める 特にバックセットの長さ
まず、交換用のドアノブがあるのか調べてみた。まずGOALというメーカー名が書いてあるのでわかったが、MAという刻印しか見えず、型番がわからない。検索しまくったところ、GOAL アンティック錠らしい(美和ロックにも似たような装飾錠がある)が、自分の家のドアに合うのかがわからない。モノタロウでものすごーく似ている鍵が売っていて、セール価格になって手が伸びたが、外せないポイントが
バックセット! ドアの端からノブの中心までの長さ
家のなかのドアノブ、バックセットを知らないでノブを買ってきてしまい、木のドアをガリガリ削ったことがあります。。。玄関のドアは木製ではないので、そんな力技は効かず。さらに2万円前後、鍵のため防犯上の理由から返品不可なので、慎重に探しました。
CT錠と他の鍵の違いとは
ドアノブのトリガーを親指で押下げて、ドアを開けるタイプをサムピースハンドルというらしい。とにかく、NIC(ニース)という種類ということがわかった。室内側は普通のドアノブ。で、錠の部分が、ラッチボルト(カチャっと出たり引っ込んだりする部分、掛け金)とデッドボルト(ガチャーンと回す、もうひとつの鍵部分、かんぬき)が分かれているのがCT錠らしい。
アンティーク装飾錠、サムピースハンドルタイプの交換可能な錠を確認
インテグラル錠、CHA(シャメール) とNIC(ニース)の違い 確認ポイント
鍵の達人のページが詳しくて、自分で交換したい、初心者にはわかりやすい。こんなに丁寧に説明してくれて感謝です。。。この説明なしには不安で買えなかったです。
入手まで約1ヶ月、交換!まずは取り外し
楽天の鍵の達人のページから注文。「手配品につき少々お時間がかかります」とのことで、納期/約1ヶ月とのことでしたが、たまたま3週間ちょっとで届きました。
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早速取り付け。の前に取り外し。
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実は錠ケースの外れないネジ、ネジが回らないときに試す方法を試したところ、結局ダメでこじ開け。ゆるませてネジを外しました。
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取り付け!
取り付けです。錠は、右開き(右勝手)でも左開き(左勝手)でも使える左右共用。そのため、今回のものはラッチボルトとデッドボルトの位置が以前のものとは逆で、逆さになる。ノブを差し込むときに合わせるスピンドルも上下逆なので、ネジを外して位置を入れ替え。たぶん、左右共用にできるよう、作り手も工夫してるのね(つけてみてから逆って言われて対応面倒ですよね)。
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ノブの裏側に座金という台座がくっついているのに気づかず、ノブがくっ付かない!と焦りましたが(はずした時に台座があったことをすっかり忘れている…)、無事取り付け完了。商品に入っていた付け方より、サイトに載っていたGOALアンティック錠の交換(取替え)方法の方がわかりやすかったです(後で気づいた、笑)。
完成!
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完成!ハンドルだけ(笑)綺麗になったし、スムーズにノブが動くようになりました!
鍵の達人さんありがとうございます!そしてこのノブ、おそらく80年代ではなかろうかと思うのですが、交換用のノブを作ってくれてありがとうございます。ドアごと交換したら本当大枚が必要になっちゃいます。
ネジが取れない、そんなときは
実は、錠ケース上のネジが外れず、ネジが取れないときにやってみる、という方法をいくつか試したのでした。
- ビニールテープをかませて回す。輪ゴムでもよいみたい。食いつきはいいが、結局回らず
- 潤滑スプレー吹きかけて放置、しばらくして回す。 ダメでした。
- ラスペスというのが良いらしいとのことで購入してやってみたが、 こちらもダメ。
それぞれ、効果はありそうでしたが、なにぶん80年代に締められたままのネジ。力を入れる方向が開いているドアで、固定しにくいというのも原因だったかと思います。結局工具差し込んで力で開けました。片方のネジだけでも開いたのがよかったです。
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とにかく、GOAL アンティーク装飾錠が取り替えられてよかったです。数年前に探したときなかったのよね。似たようなものを見つけても、細かい情報もなく、自分の家のドアに合うのかどうかが全く検討つかずで。鍵の鉄人さんのページみたいに、丁寧に説明しているの、本当ありがたいです。
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昭和のドアノブ、新調しましたー