ココアパウダーで自分で作る生チョコレート 砂糖は油に溶けないよ

レシピ・食

最近ハマっているのが自分で作るチョコレート。超簡単に作れます。

油を溶かして混ぜて冷やすだけ!

検索するとレシピ、たくさんある。で作ってみました。ローチョコで検索して、パッと出てきたクックパッドのレシピが簡単で超当たりだった。それを参考に自己アレンジ!

基本はココア、ココナツオイル、砂糖などの甘味。ナッツとドライフルーツはお好みですが、入れた方がおいしい
材料

ココナツオイル50g、ココアパウダー35g、メープルシロップなど30g、ナッツやドライフルーツ

  1. ココナッツオイルを液状に溶かす
  2. ココナツオイルにメープルシロップを混ぜて溶かす。ハチミツでもOK
  3. ココアパウダーを混ぜる
  4. 型に流し込みナッツを入れる
  5. 冷蔵庫で冷やし固める
ココナツオイルを50gを湯煎などで溶かす
メープルシロップ30gを混ぜる
ココアパウダーを混ぜる
ナッツを混ぜる。ここで入れなくても型に入れるときでもよいです
型に入れる。ここではパウンド型
ナッツはここで入れると見栄えがよくなる。レーズンも入れました
冷蔵庫で固めます
包丁でカット

この分量だとちょうどパウンド型を使って板チョコくらいの厚さになって食べやすかったです。ただ溶けやすいため、気温が高いと手にもっただけでチョコが手につきます(笑 

粒の大きい砂糖でやると溶けないよ!

メープルシロップ切らしたので、砂糖でやったらココナツオイルに溶けない笑。特にざらめっぽいフランスのカソナード(さとうきび100%のブラウンシュガー)は全然溶けない。ザラザラしたまま笑。火にかければ溶けるのではと油をいったん除いて弱火にかけて砂糖とココアを練り練りしてみましたが、カソナード、強し。奄美諸島の素焚糖やてんさい糖も溶けにくいです。純粉糖と呼ばれる粉砂糖を使うのがよいです。

砂糖は油に溶けないのです。白砂糖でない砂糖を使うには、

  1. レシピ通りメープルシロップなど液体の糖分を使う
  2. 砂糖を粉状に粉砕にする
  3. 砂糖に水を少し加えてシロップ状にしてから使う
  4. ココアの方に砂糖を混ぜて溶かしておく。これも粒が溶けるまで

・・・メープルシロップが一番簡単です。

パターンは無限大!

最初作ったときは衝撃でした。なにこれ美味しい、、、。よくビーンtoバーなどといって売られているオーガニック系の高いチョコの味、自分で作れるじゃん。しかも簡単。失敗がない。ココナツオイルの量も1回50gならそれほど高くもないし。

個人的には甘みが足されるレーズンも入れてます。そしてナッツはやっぱりカリっとするアーモンドが一番合いますね。ピーナツ入れたり、オレンジピールとかもよさそうだし、アレンジは無限大です。

ココナツが好きなのでその風味にまったく違和感はないのですが、本格的な味にするならカカオバターを(まだ試してません)。ただお手軽なのはココナツオイル。ココアパウダーとともに常備しておけば思ったときにすぐできます。

ローチョコとは何? 市販の安いチョコはチョコレートなのか?

ちなみにローチョコは高温加工していない生チョコのことです。高温処理されることで栄養素を失うことがない、というわけです。ここでは一般的なココアパウダーを使っていますが、Raw Cocoaのパウダーなども売られています。

森永、明治、ロッテ、イオンのPBを並べてみた

チョコレートはカカオ豆を焙煎して取り出した豆の胚乳部をすりつぶしたカカオマスに砂糖などを加えた加工品。市販の一般的なチョコレートって、原材料をみると、砂糖、カカオマス、ココアバターと植物油脂、全粉乳。カカオマス、ココアバターが入っているとはいえ、油と砂糖が主成分で、砂糖油のココア風味、といっても過言ではない。イオンのPBに至ってはココアバターを入れなくてもチョコと名乗っているし。ミルク成分は乾燥牛乳の全粉乳。植物油脂ってなたね?パーム油?実際は30度くらいで溶けるように調整された精製加工油脂を使っているようです。

唯一、この価格帯で、明治のチョコだけは、「永遠のピュアチョコレート」を名乗るだけあって植物油脂を使っていないので、なるべく明治を買うようにしています。

かつて、1993年にEUができたとき、イギリスのチョコがEUの基準を満たしてないというので揉めたことがありました。問題となったのがまさにこの植物油脂。イギリスの植物油脂を使った安いチョコと一緒にされたら、カカオにこだわるベルギーやフランスやスイスは、それはチョコじゃない、ってなったのでした。

yuma
yuma

なんといっても白砂糖を使わないで甘さも調整できるし、アレンジもし放題。超簡単でうまい。作らない手はない!

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