昨今、情報流出が話題ですが。2019年に旅行予約サイト、Agodaのアカウントを削除したときは結構手間がかかりましたが、今は簡単に削除ができるようです。
アカウントを削除するには?
登録したサイトから自分の情報を削除したい場合は、アカウントを削除しなければなりません。Agodaの場合、2018年ごろまではアカウントを削除ができず、メール配信リストから外すことしかできませんでした。2019年には直接メールしての依頼が可能になっていて、privacy@agoda.comへメールして削除をお願いしていました(メールをすると記入するフォームが届くので、それに記入してさらに返信という手順だった)。
2026年現在では、設定画面から「アカウントを削除する」をクリックすれば削除できるようです。マイページにログインできなくなり、自分の名前、過去の予約履歴、保存したクレジットカード情報などが画面上からは消えますが、退会後も120日間は、正当な目的のために一部の個人情報を保持することになっていることには注意です。
個人情報へのアクセスと変更方法は変わっている
以下は2019年時点の「個人情報へのアクセスまたは変更方法」。

今(2026年)見てみたら、内容が増えている。

あらたに増えたのが、「プロファイリング/自動意思決定をオプトアウトする権利」、AIやシステムによる自動判定を拒否する権利。こういった旅行サイトでは、AIが不正予約・不正アクセスの自動検知(自動審査)しているだけでなく、検索履歴や行動パターンから「この人はどの程度の価格なら予約するか」「どのホテルを好むか」をプロファイリングして、表示価格やおすすめの宿泊施設を提示している。AIが組み込まれることになったサイト上でのユーザーの権利は、AIの自動化をやめてほしいといえるわけではなく、 「AIやシステムによる自動審査で、自分のアカウントが勝手に制限されたり不利益を被ったときに、人間による確認を要求できる権利」。あくまでプライバシー保護が厳しいヨーロッパの規則GDPR(General Data Protection Regulation:EU一般データ保護規則)に沿って加えられたものとなっています。
アカウント削除で個人情報は消えるのか?
Agodaのプライバシーポリシーの比較で出てきた通り、アカウント削除後、サーバーやデータベースで個人情報が完全にゼロになるわけではありません。
「苦情や要望、不正防止、貿易制裁上の理由、法的請求や要求など、予約後の問題に対処するために、最終チェックアウト日から120日間個人情報を保持する」 アゴダ®個人情報保護方針
消えたように見えても、トラブル対応や法律・税務上の理由から、アゴダのシステム内には一定期間(最大120日間など)データが保持される。これが不安な場合は、退会する前に、登録しているクレジットカード情報を手動で削除してから退会ボタンを押すことが大事。
あるいは、可能な限りアカウントを「本人と結び付けられない状態」にするため、個人情報を「Lorem Ipsum(ロレム・イプサム)」に変更しておく。Lorem Ipsumとはデザインや印刷で、見本用に流し込む文字列のような「意味のないダミーテキスト」のこと。つまり、本当ではないダミーを入れておく、ということです。
ただ以下のような意見もあるようです。
名簿データのクレンジングやってる会社の社長として言いますね 退会する時に遺す個人データは、架空を入れるのではなく 「ひとつ か ふたつまえの住所・電話番号」 を入れてもよいでしょう データ売買時の鮮度チェックで「ファイル全体が古い」と判定されやすくなり、値がつきにくくなります。
— 山崎はるか (@harusanda) October 9, 2026
ともあれ、Agodaの個人情報は、120日後には削除されるとのこと。
アゴダでお客様の個人情報を保管する必要がなくなった場合、アゴダは、可能な範囲でITシステムおよび記録から情報を削除し、および/または、無効化その他の合理的な措置を講じます。これらの処理の完了後、情報からお客様が特定されることはありません。お客様は、ご利用のアゴダアカウントにいつでもログインして、特定の支払い情報を含む個人情報を削除、編集、または追加できます。セキュリティ上の理由から、クレジットカード 番号の編集は行えません(ただしカード情報の削除は可能)。 アゴダ®個人情報保護方針
いずれにしても、旅行サイト、都度違うものを使うよりも、1つ〜2つのサイトに絞って利用した方が圧倒的にお得で便利ではないかと思います。Agodaはシンガポールが本拠(現在アメリカのBooking Holdings傘下)なんですよね。ホテルの価格比較ではたいてい一番安いように見えますが、、、私も中国の会社であるTrip.com、使ってしまっていますが、日本の会社とうまく使い分けるのがいいように思います。

まあ、ハッキングされていたら、元も子もないんですけどね

