何かお菓子を作ろうと「志麻さんちのかんたんおやつ」を見てたら、、出た!簡単おやつ。材料3つのサブレ。要はクッキーなんだけど、でかく焼くとサブレになるのか!しかもゴージャスに見える!実際のレシピは小麦粉だけど、米粉で作ってみました。材料3つで超簡単。
手間なく焼ける大きなサブレ

バター100g、米粉160g、砂糖40g、
- ボウルにバターと砂糖を入れ、なめらかになるまで混ぜ合わせる。
- 無塩バターの場合、塩ひとつまみ入れる(分量外)。
- 米粉を加え、サックリ混ぜ合わせる。
- ひとまとめにし、ラップで包んで冷蔵庫で約30分間休ませる。
手の熱でバターが溶けないよう、触りすぎないように注意しながら手早く混ぜる。 - オープン用の紙を天板に敷いて、4の生地を直径20cm、厚さ5mくらいの円形にのばす。
- 指で縁をギザギザの形に。表面はフォークで模様をつけ、包丁で放射状に8等分に切り目を入れる。
- 160°Cのオーブンで(要予熱)、30~35分間、全体が色づくまで焼く。








ひとつひとつ形成するのでなく、まとめて広げて焼くので、簡単です。
米粉で作る注意点ーボロボロになりやすい
米粉はさらっとしていて、粉を振るわずに入れてもさっくり混ざる一方、まとまりにくいので、成形しているときにポロポロと崩れやすいです。
ラップに包まれたまま伸ばして、ペーパーに移そうとしたらボロボロと壊れ(笑、ペーペー上で形成し直しました。


食感もサクサクしていて、軽い感じですが、サブレは卵を入れない分、バターの風味がより感じられます。さらに、サブレを大きく焼くことで、小さく焼いたものをこまこま食べるよりもすごく満足感が得られます!
志麻さんによると、大切なのは、「生地を厚めに伸ばすこと」だそう。それによって、気持ちが良い歯応えが生まれるとのこと。まさにその通りでした!
サブレとは?クッキーと何が違うのか?
いろいろな解説があるなか、一番わかりやすかったのが、DELISH KITCHENの解説。
サブレはフランス発祥の焼き菓子といわれ、小麦粉やバター、砂糖、卵、塩などが使われたお菓子です。
「サブレとはどんなお菓子?クッキーやビスケットとの違いを解説」
要は、フランスの(クッキー的な)焼き菓子。
そもそもクッキーやビスケットは国によって呼び方が変わります。アメリカでは、日本でいうクッキーやビスケットはすべて「クッキー」と呼ばれ、一方イギリスでは「ビスケット」と呼ばれています。
アメリカやイギリスでは区別なく呼ばれているのに対して、日本では1971年に全国ビスケット協会という団体によりクッキーとビスケットの定義がそれぞれ決められています。
ビスケットとは、「小麦粉・砂糖・油脂・乳製品などから作られる焼き菓子の総称」であり、その中から「糖分及び脂肪分の合計が、全体の40%以上のもの、手作り風のもの」がクッキーと定義づけられています。
「クッキーやビスケットとの違い」
フランス、イギリス、アメリカからそれぞれ入ってきた(クッキー的、ふわふわしていない)焼き菓子が、それぞれ違う名前で呼ばれていて、要は同じ(クッキー的)焼き菓子。それを突如、業界団体が現れ、定義をしたという。おれのショバ荒らすなと。面倒なので、もう全部クッキーでいいんじゃね?と思いますけど。
「志麻さんちのかんたんおやつ」、気取らないお菓子がたくさん
「志麻さんちのかんたんおやつ」、本当に簡単で、気取らないお菓子がたくさん載っています。「チョコレートムース」(←これは超簡単でめちゃおいしい)「大きなプリン」とか。材料もシンプル。料理家の方のお菓子の本って、たいていテーブルコーディネーターとかスタイリストが入って、料理の周りがすごいセッテイングされていたり、お菓子自体もデコラティブになってたりするけど、この本はまじでシンプル。ほとんどの食器やカトラリーやナプキン類とか、自宅のものなのでは?と思うようなシンプルさ。もともと辻調理師の学校出て、そのフランス校まで行って、フレンチレストランで働いていたって調理師界のエリートだと思うのだけど、気取らない家庭の味をってことで家政婦になり。
本当にここまで気取らないのはすごい。材料も手軽なものしか使ってないし。
基本フレンチで、乳製品と小麦粉はたっぷり使われています。また材料にこだわりはないと名言しておられ、ホットケーキミックスも使われています。決してグルテンフリーやビーガンのレシピではないので、志麻さんレシピを米粉を使ったり、自己流アレンジして作ってみるのが楽しみになってもいます。

簡単でおいしいの、最高!でっかいサブレ、しあわせになります。