noteで見かけて気になっていた樋口直哉氏による禁断のオリーブオイルケーキ。禁断の、という言葉にも誘われ、米粉でもできるのか?アレンジしつつ作ってみました。
オリーブオイルたっぷり150mlで!
オリジナルのレシピではオリーブオイルが160mlとなってたのですが、さすがに多いのではとビビり、150mlに。卵白も4つでなく、3つにしました。砂糖もオリジナルでは(おそらく)メレンゲ用の卵白に50g加えるようになっていましたが、そこらへんは好みで調整を。
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砂糖60g(卵白に加える分+20g)、卵黄2個、レモン汁25g、レモンの皮1g、バニラ2g、オリーブオイル150ml、米粉110g
- 砂糖、卵黄、レモン汁、レモンの皮、バニラを混ぜ合わせる。オーブンを余熱しておく
- 少しずつオリーブオイルを入れて乳化させ、マヨネーズ状に
- 別のボウルに卵白を泡立て、あるていど泡立ったら砂糖を加え角が立つまで泡立てる
- 2に米粉を投入、粉気がなくなるまでゴムベラで混ぜる
- 泡立てた卵白を少量加えて混ぜる
- 残りのメレンゲも加えて混ぜる
- 型に入れて170度で30分焼く
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なおオリジナルレシピでは卵白に砂糖50g入れています。私はあまり甘くしたくないのと普段卵白の方にそこまで砂糖を入れないのでかなり少なめで。
ふんわり&しっとりできた
焼けたケーキ、米粉とは思えないくらいふんわりして、しっとり。低温搾油のエキストラバージンオリーブオイルを奮発して使ったため、オリーブとレモンの香りも絶妙に感じられておいしい。米粉なのに、カステラのようにふんわりとできたのは、おそらく卵の白身がいつもより多い3つ分入れたのもあったと思います。
通常のケーキに使う油脂の量は小麦粉にたいしてパウンドケーキで100%、スポンジケーキで20〜40%が適当です。しかし、このレシピでは100%を越す量のオリーブオイルを投入して、風味を出します。
樋口直哉氏のnote 禁断のオリーブオイルケーキ
確かに、粉類110gでオイルを160mlも入れるのは勇気が入ります。でもオリーブオイルの香りが出るのはよいです。
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焼けたときからしっとり感があって、ケーキとしてはおいしいけど、オイルはもう少し減らしてもよいかなと思いました。ちょっと油っぽさもあり。好みの問題ですが。
高比率で脂が含まれているケーキにシフォンケーキがあります。シフォンケーキは50%ほどの油脂を加える事であの食感を実現しているわけですが、このレシピではその製法を応用しています。油っぽさを緩和するためにレモンの皮で風味をつけています
樋口直哉氏のnote 禁断のオリーブオイルケーキ
シフォンケーキのしっとり感は油なんですね。
好みで塩+砂糖で甘じょっぱくもできる
なお、樋口氏は最後にある程度冷めたらところで、塩+砂糖をふりかけ、甘塩の仕上げとしております(オリーブオイルと合うのと、油っぽさが軽減?されるためだそう)。さらに丸い型を使い、もっともっと美味しそうに作られております。
勝手にケークサレっぽいのを想像していたのですが、普通に甘いパウンドケーキ(私が作ると食感がカステラ風な感じではありましたが)となりました。オイルを大量に使うケーキ、初めての経験となり、いろんな発見がありました。バターを柔らかくする手間もないし、アレンジしてまた作りたいです。
ケーキに使うオリーブオイルはできれば製造時に化学処理をしていない、低温圧搾のもので。
![yuma](https://kyojuya.blog/wp-content/uploads/2021/04/P1020966-300x300.jpg)
オリジナルレシピは小麦粉ですが、米粉でも十分おいしくできました