気がついたらアーモンドパウダーが賞味期限間近に!慌ててアーモンドパウダーを使ったお菓子を米粉で作ってみました。
富澤のレシピを米粉で代用したフィナンシェ
富澤商店のフィナンシェのレシピ、薄力粉を米粉に置き換えて作ってみました。なお、フィナンシェ用の型は使わず、私は小麦粉使用時代からずっとパウンドケーキ型を使って焼いて切るスタイル笑
- 鍋にバターを入れて混ぜながら加熱、きつね色になるまで焦がし、冷ましておく
- ボウルに卵白と砂糖、はちみつを入れて混ぜる
- 米粉、アーモンドパウダーを入れて混ぜる
- 3に、1の冷ました焦がしバターを混ぜる
- 型に入れて180℃で10~12分焼く
フィナンシェは卵白だけ余ったときに作られがち。意外と簡単なのでこれまでもこのレシピで小麦粉で作っていましたが、米粉で作っても違和感なし。全体の中でのバターの配分が多いため米粉感もなし。米粉のお菓子としては違和感なしのNo1ではと思うほど。
志麻さんレシピのアップルクランブルを米粉とアーモンドパウダーで!
さて、もうひとつアーモンドパウダーを使うもの、と検索して出てきたアップルクランブル。志麻さんレシピの小麦粉を米粉でやってみました。この家庭画報の志麻さんレシピではアーモンドパウダー使っていませんが、michill byGMOの志麻さん(インスパイア?)レシピでは小麦粉の半分をアーモンドパウダーにしていたので、分量はそれを参考にしました。
- 【りんご】りんごは砂糖、バターと強火で炒める
- 焼き色がついたら耐熱容器に入れておく
- 【クランブル】ボウルに米粉、砂糖と、2センチ角くらいに切ったバターを加える
- バターを小指くらいの大きさにちぎってつぶし、粉をバターをなじませる
- 生地がしっとりするまで混ぜたらクランブルのできあがり
- オーブンを200度に予熱。クランブルをりんごに乗せ、200度20分で焼く
要はりんご炒めにクッキーの粉を乗せて焼いたお菓子でめちゃ簡単。焼きムラがあったのとりんごを焼き色がつくまで炒めなかったので見かけはアレだけど。そして肝心のクランブル、さらさらめだけど、りんごの上に乗せてるから問題なし。逆に米粉だから大きなかたまりにならず、ほぐす手間がないともいえる。アーモンドパウダーを入れた効果もあって味はうまし。ちょっと甘いので砂糖は控えてもよいかも(好みで調整を)。クランブルって固めたり、膨らましたりという心配事がないのも楽。クランブルは小麦粉・砂糖・バターを2:1:1の割合で混ぜるらしく、パウンドケーキもそうだけど、こういう黄金比率、わかりやすぅ!志麻さんて高級雑誌から若い主婦向け雑誌やテレビまでオールラウンダーすぎる。辻調理師専門学校だし肝を押さえつつも簡単にできる工夫がすごい。
アーモンドパウダーは米粉のサッパリ感を補う
米粉がさっぱり系なのと風味を補う意味でもアーモンドパウダーは米粉菓子作りには欠かせないと思っています。お菓子の材料を作っている共立食品のサイトを見ると、以下のように説明されています。なお、アーモンドプードルはアーモンドパウダーのフランス語で、同じアーモンドの粉です。
アーモンドプードルはグルテンがないので、クッキー類はサクサクにパウンドケーキやマフィンなどはアーモンドの脂分によりしっとり感が出てきます。
<焼き菓子の生地に加える場合>材料中の粉類の約20~30%をアーモンドプードルに置き換えます。
<そのままお召し上がりになる場合や焼かないお菓子に加える場合>一度空焼きをして、冷ましてから使います。焼くお菓子にはそのまま空焼きせずに加えても大丈夫ですが、空焼きをした方が香ばしさが一段と引き立ちます。
<空焼きをする場合>「170℃のオーブンで約7~8分」色が付くまで焼き、冷ましたものを使います。
共立食品 アーモンドプードルを使いこなそう!
米粉で作った感が出ないフィナンシェが米粉のお菓子としてはおすすめ