家庭用ペンキのアサヒペン、さまざまな用途の塗料があって便利なのですが、種類が豊富すぎるのと、色がネット上からは推測しにくいところがあって、購入前は結構迷いますよね。実際に使ったペンキをレビュー。
水性スーパーコート 「新茶」が古民家風でいい感じ
外の木製雨戸レールに塗るために、屋内外で使え、「ドア・雨戸・羽目板・板べい・ガーデン用品などの屋内外の木部、家具、木工品などの木製品」が含まれる当該品に。そこで迷ったのが色。茶系にしようとしたが、いろいろあるのと明るい茶色にはしたくなかったのと、「新茶」という色が気になるものの、サイトでは色が黒っぽく見えるしよくわからない。ホームセンターで見本も見たが、ほぼウエブサイトと一緒、黒なのか茶なのかようわからん。そもそも「新茶」ってどんな色よ、と検索しても抹茶の色しか出てこない。ええいままよ、と「新茶」購入。
そしたらこれが自分的に超当たり。古民家の柱のような色で、普通のブラウンや黒にしなくてよかった。昭和の古い家のポイント塗り替えには超合ってると思いました。
外の雨戸レールにも新茶を一度塗ったものの、結局、外壁塗装の業者さんがさらに上に塗ることになり、写真はなし。残ったペンキを室内の窓枠や傷んだ柱、階段などに塗り、ちょっとしまった感じになりました。
商品をみてみる水性スーパーコート、ツヤ消しの黒も、外の古ーいフェンスやカーポート(屋根と柱のみで構成されたものはガレージとはいわないそう)の柱にも塗りました。瀬戸内の伝統的な焼杉とか、飛騨高山の黒(煤を混ぜたベンガラを塗装)に見えなくもない?見えないか笑。フェンスはツヤありでもよかったかも。
商品をみてみる油性高耐久アクリルトタン用α 赤さび色は日当たりで色味が変化
家のトタン屋根がサビサビになって、塗れるとことだけでも自力でと思い、買ったペンキ。ポイントは「サビの上からそのまま塗れる塗料」。元の屋根が赤系だったので、赤系の「赤さび色」と「ニューレッド」のうち、PC上ではエンジ色寄りの「赤さび色」に。結局、業者さんによってガルバリウムを貼ることになって、使わなかったのですが、6kg缶買っちゃったよ…ということで、雨戸一式塗りました。日が当たると明るい赤で、日陰ではエンジ色。「赤さび色」、いい色だと思います。
久しぶりに油性塗ったものの、塗料の粘度が高くて伸びにくいし、手についてもペイント薄め液を使わないと落ちないし、扱いにくいことこの上なし。手袋してるとくっついてベトベトになるし。刺激臭もある。絶対水性の方が使いやすい。外壁塗装をした業者さんから残ったペンキをもらったのですが、粘度ゆるゆるだった(しかも水性)。ここまで薄めていいのか、、、と思うほど。油性ペンキもあるていど扱いやすいように薄めて使った方がよかったのでした。
NEW水性インテリアカラー屋内カベ用 白・グレー・パステルイエロー
これは、カベ紙・ビニールカベ紙の上にも塗れ、防カビ剤を配合、「浴室、キッチン、洗面所、トイレなどの壁や天井にも塗れる」という優れもの。ツヤ消しタイプなのもよし。家中の昭和の合板壁に白に塗りたくったのもこれ。
このグレーがなかなか良くて、流行りのマット調のシャビーシック風。「水性ツヤ消し多用途ペイント マットカラー」のグレー系もよさそうなのだが高い。それより安い「NEW水性インテリアカラー 屋内カベ用」でも、乾くと格好いい感じに。トイレの中はパステルイエローにしたが、もっと色味強い黄色かと思ったらレモンイエローに近い感じだった。
(補足)フェンスの補修はパテで
昭和の鉄製フェンス、もうぼろぼろ。余ったペンキを塗りまくる、その前にもう折れそうなところをパテで補修。金属のように固まるというセメダインのエポキシパテにしましたが、金属用パテは混ぜないタイプなどいろいろあります。かなり不恰好になってしまい、もっと丁寧に成形すべきでした。。
雑にサビの上から直接塗りましたが、本当はサビをしっかりとってから塗装すべきだそうです。通りすがりのプロっぽいおじさんが教えてくれました。
ペンキって、日当たりで見栄えが変わるので、塗ってみないと色味ってわからない。油性は扱いにくくて、ベトベトになるよー。