昭和の家の悩み、そう、家の入り口である玄関が暗いこと。茶色い合板壁を白く塗りまくり、下駄箱を取り払ったものの、昭和感が残るタイルをどげんかせんとあかん。と思いながら、なかなか進まず、やっと形になったので顛末のまとめ。


面積採寸から仮置き
床の寸法を測って、タイル配置図を作成。色はグレーで、貼る枚数が少なくてなるべくたくさんカットしなくて済むもの。リクシルのタイルもよさそうだったがちとお高い。結局、タイル専門店のタイルライフで探したのは、アウトレット品の40cm×40cmの分厚いタイル。
届いたのは大きくて超重い、、、ちゃんとしたカッターがないとカットできないやつ。しかもこのときタイルライフで販売する中国製タイルカッターが品切れで、仕入れの見通しがしばらくないとのこと。値段3-4倍のBOSCHのタイルカッターを買う羽目に。



ペンキ塗りとタイルカット
剥き出しのコンクリート部分にもカットして余ったタイルを貼ろうと思ったが、枚数を少なめに頼んでしまい、足りなかったので、グレーのペンキを塗りました。結果その方が楽でした。



あらためてタイルを玄関サイズに合わせてカット。後から思えば、このタイルカットがこの作業の全てだったといっても過言でなかった。



セメントを塗って仮置き
再度タイルを置いてみた。カッターで切ったタイルが余っている部分もキレイにはまった。タイルの貼り方を見ると接着剤で貼るらしいが、もともとの玄関タイルが完全な平らではないので、家にあったセメントを塗ってみることに。



この作業を真夏にやったものだから、すぐ乾いてしまうこと、タイルに目地分の隙間がなくほぼぴったりサイズであることから、丁寧に厚めに塗るのでなく、元のタイルが凹んでいるところにのみセメントを乗せるという大雑把な置き方に。それでタイルを上において、一見良さげなんですけど、、、



放置〜傾き調整、目地材で埋める
実際はガタガタと軋みが発生。しかし、忙しさにかまけ、仮置きのまましばらく放置プレイ。で、やっとこさ重い腰を上げて傾きを調整。



実際に調整用のセメントはへこんでいるところに置いた感じで、キレイに平らに塗ったわけではなく、かなり適当。タイルに乗ってギシギシいわなければよしとした。目地材を最後に隙間に入れて何となく形にした。乾くと軋みもなくなったので、超適当なセメント塗りでも何とか形になった。

タイルが大きければ貼る枚数が少なく楽かと思ったのが大間違いで、重すぎ大きすぎて扱いにくかった。また、本来はタイルとタイルの間はもっと開けるようだが、40cm四方のタイルがちょうど玄関サイズにはまったので、ぴったりはめ込む形に(全くセオリー通りではない)。もっときちんとするにはたっぷりのセメントを塗ってキレイに収める、接着剤できれいに貼るなどすればちゃんと美しくできたはず。ちゃんとしたタイルの貼り方はタイルライフのこちらへ。玄関タイルについてはこちら。

とりあえず昭和感をなくすという目的は果たせたyo