80年代のnon-noは必ずお菓子のレシピがあった(ような記憶)。気に入ったレシピの切り抜きは、今も使っている(笑 non-noにあった「基本のパウンドケーキ」、少しアレンジしながらも再現してみました。
昔のnon-noレシピはベーキングパウダーも使わない本格派
今は簡単、時短が主流ですが、今思えばnon-noのレシピは本格的だった。手元にあるパウンドケーキのレシピも、ベーキングパウダーを入れるのでなく、泡だてた卵白と小麦粉を交互に加えるシュガーバッター法(別立て法)。ベーキングパウダーを使ったものと比べると、キメが細かく、しっとり焼きあがります。
もともとパウンドケーキはバター、砂糖、小麦粉、卵がそれぞれ1パウンド(約453.6g)の同量で作ることに由来するヨーロッパ生まれのケーキ。80年代のnon-noの材料では以下の通り。これを少しアレンジして作ってみた。レシピは森山サチ子さん。
「基本のパウンドケーキ」材料と下準備
材料(7×17×6cm パウンド型1個分)
- バター100g
- 砂糖90g ・・・ 白砂糖でなく、沖縄のさとうきび糖を使用
- 卵2個
- 薄力粉120g ・・・ 薄力粉と全粒粉半々にしています。お好みで
- レモンの皮1/3個 ・・・ 代わりにゆずを使いました
- ピーカンナッツ(なければくるみ)8個 ・・・ くるみ30gくらいを使いました
- アーモンドの薄切り15枚 ・・・ 省きました
- 干しあんず3個 ・・・ 目安です。多めに入れました
- ブランデー大さじ2
- あんずジャム大さじ2
下準備
- 材料は計量して、粉や砂糖はふるう
- タイミングをみつつ、オーブンを160度に予熱
- レモンの皮をすり下ろす(今回は青いゆずの皮を利用)
- バターや卵は室温にしておく
- クッキングシートを型に入れておく
「基本のパウンドケーキ」作り方
- バターを泡立て機でクリーム状に
- 計った砂糖の2/3(60g)を2回に分けて加えてよく混ぜる
- 黄身を1個ずつ入れて混ぜ、レモンの皮も入れる
- 別のボウルに卵白を泡立て、角が立ったら残りの砂糖(30g)を加えて泡立てる
- 3に小麦粉の1/2を入れて混ぜ、次に卵白の1/2を入れて縦に切るように混ぜる
- 残りの小麦粉を入れて混ぜ、残りの卵白も入れて混ぜる
- ブランデーを入れる
- 生地を型に入れて、160-170度で10〜15分くらいオーブンで焼く
- いったん取り出してドライフルーツとナッツを上に乗せる
- さらに20分焼いて、竹串をさして生地がついて来なければOK
- 小鍋にあんずジャム大さじ2とブランデー大さじ1を入れて火にかけ、ケーキが温かいうちに塗る
今使ってるオーブンの火力が強めで、以前もあんずを焦がしたので、途中でアルミホイルを乗せたら、火が通りにくく(時間になっても焼けてなかった)、結局アルミホイル乗せをやめたら案の定焦げたよ、、
non-noの見本はテカテカ&キラキラ
non-noの見本と完成作がこちら。
個人的にはナッツやドライフルーツなどは上に乗せずに、生地に混ぜて焼くことが多い。面倒もないし、食感もいいので。ジャムを上に乗せるのは酸味が加わっておいしくなるので割りと好み。
yuma
結論:よいレシピは永遠。今はケーキにはなんでもホットケーキミックスを使ったりするのも多い。でも昔の女子はちゃんと作ってたんだよね。