ソロキャンプに必要なものとは?野外のグレフェス参加で思ったこと

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ブログをあげている時間がないほど忙しい日々が続き、ひと段落ついたところで参加したGreatLuckFES 2024。Toland Vlogのサムさん、GreenWorldのTAKAさんが主催する、音楽あり、イベントあり、トークあり、飲食や遊びエリアのある野外フェスで、詳しい内容は他所を参考にしていただき、ここでは野外ソロキャンプに初めて何もわからずに参加した経験からの反省を踏まえた持ち物についての備忘録を記します。

ソロキャンに必要なものを無謀にも公共交通で運ぶ 

フェスの本祭は2日間(準備から関わる人はさらに2日間)。1日だけの参加もできたのですが、夜イベントがおもしろそうということで、2日間に申し込み。とはいえ、宿泊施設はなく、泊まるにはテントが必要。レンタルもあったのだけど、追加チケットでギリギリに申し込んだこともあって、ソロ用がなく(よく探せばと単体レンタルもあった模様)。災害用にもテントやシュラフを持っていてもいいかも、と購入して持参することにしました。ただし、場所は京都府南丹市の府民の森ひよし。関東から1人で車で行くには遠く、府民の森までの道のりも未知、しかも三連休中。ということで夜行バスで京都へ。そこから嵯峨野線で園部駅からはシャトルバスを利用しました。

とにかく、この1泊のためにキャンプグッズを買いました。申し込んだ人のLINEグループに持ち物などがシェアされていたのをみると、テント、シュラフ、シュラフ下やテント下のマットが必要だそう。インドア派なので検索するといろいろあってどれがいいのかわからんのよ。予報の最低気温は10度だったので、夜は寒いのでは?と寒さ対策、(公共交通での)持ち運びを主眼に選んでみました。

ソロキャンに必要な4点 1)自分で運ぶなら軽いシュラフを

まずシュラフ。寒がりなので、薄いのはダメ、さらに閉所恐怖症というか、マミー型のシュラフも苦手なのです。ということで封筒型で暖かくそうでリーズナブル、評価も高いColemanのシュラフに。

フリースに加え、2つのレイヤーになっていて、とっても暖かい。洗濯もできる。シャカシャカした生地でないのもいい。まるでオフトゥン。いや、布団です。でも重量4.9kgで重い!ケースに入れてもでかい!畳みにくい!運びにくい!!! たたむ練習をせずに持って行ったため、1人でケースに入れるのに四苦八苦。現地で貴重な時間を使ってしまいました….. もっと探せばもうちょっと軽くて運びやすいものもあったはず。深夜バスに預けるサイズが決まっていたので測ると縦横幅で115cmくらい(バスの預け入れはOK)。車移動なら問題なしですが(それでもでかい)、幅があるので公共交通移動ならちょっと憚られる大きさ。今回、連休の早朝と夜に移動したため電車も空いていましたが、ラッシュ時は絶対無理。新幹線なら置く場所なし。

しかも4.9kgって持ち歩くにはまあ重い。行く時にはマットやシートの周辺装備、ダウンやらの衣服なども詰め込んだので。そこで、このでかいDAISOのすべる床キズ防止シールピタッとキャスター(耐荷荷重8kg)を付けてコロコロできないかと思ったら、あっという間に剥がれたyo(涙

畳み方は買った時の状態に戻せず(紐が細いし正直ムズイ)、縦に半分に折って体重かけながらくるくる丸めてやっとケースに入ったけどパンパンでした。。。あ、寝心地は最高でした。

即席で付けたキャスター。すぐ取れた(笑
袋にぎゅうぎゅう詰め

ソロキャンに必要な4点 2)テントは二重のものを!

シュラフをでかいサイズにしたためテントは軽いもの!簡単なもの!となって、買ったのがColemanクイックアップIGシェード。軽くてワンタッチでオープン。面倒そうなパイプの設置もいらない。安くなっていたのもポイント。

しかし、大事なことに気がついたのは現地でした。まず日中は直射日光でテント内が暑い。同じタイプで日光をブロックするDARKROOMというテントにすべきだった。そして2日前から先乗りしている人に「夜露がすごいよ」と聞き、実際に夜テントに戻るとテント表面には水滴がべっとり。内側でテントと接したマットも濡れとる。普通のテントが2重になっているのはそのためなのね。ColemanクイックアップIGシェードは夏の公園とか日陰のある海辺向けだわさ。安い割によいというワークマンのBASICドームテントにすればよかったか? 水滴が顔に落ちないことを祈って眠りました。結局水滴は落ちてくることはありませんでしたが、何と朝も霧がかかっていて、内側にも結露がついたまま。とはいえ、日中は快晴で、25度と暑くなり、放っておいたらテントは乾いておりました。

設置は簡単なクイックアップIGシェード
足で膨らませるGEKETYエアーマット

ソロキャンに必要な4点 3)マットはなんでもOK、4)シートはサイズに合ったものを

テントマットは折りたためて、簡単に膨らみそうな足踏み式のGEKETYエアーマット。830gとあったので即決。本当に足で踏み踏みするだけで簡単に空気が入り、抜く時も2段階フタを抜いて空気を抜きながら畳めました(最初どこのフタを抜くのかわからなかったが)。ところでGEKETYって何語?中国っぽいけど、キャンプ用品、amazonで見る限り、結構中国ブランド?たくさんあるんですね、、

そして直接テントを地面に設置するのではなく、テントの下にはテントシートなるものを敷くそうです。サイズがいろいろあるのに気づかず、テントのサイズと少しずれておりました。テントを広げた大きさに合わせて買いましょう。

フェス用に寝るためだけの装備なので、椅子やテーブル、バーナーや調理器具などは一切持ってきていません。テントを地面にしっかりと固定させるためのペグを打つためのハンマーは隣のレンタルテントを借りた人に借りました。

持って行って良かったもの! ライトと懐中電灯

夜のフェスってイベント会場以外は真っ暗。夜霧アンド夜露で白くもやって方向もよくわからなくなり、ちょっと先も見づらい。夜中にステージからテントエリアに移動するとき、防災用に買っておいたGENTOS (ジェントス) CP-34DDとがとても役に立ちました。両手に何か持っていても頭に付けていると自分の向いた方向に違和感なく光が灯されます。真っ暗なテントのなかで夜中に身支度を整えたり、荷物を整理するのに役立ちました(テント用のランプがあれば必要ないです)。このライトはコンパクトで、カバンに入れても邪魔にならないのも良し。明るさというか点灯パターンも変えられました。日本製だし、何だか日本らしい真面目なPR動画がありました。

そして何気に必需品だったのが小さな懐中電灯。紐でバッグに付けておいたので、ささっとすぐ使えました。ヘッドライトがなくても、懐中電灯があれば足元を照らして歩けるので安心。帰りにシャトルバスの乗り場まで、少し早めに向かったので、テントエリアから少し離れていたので照らしながら歩きました。これは防災用に買ったのですが、約62gの小ささでかなり明るく、携帯にも邪魔になりませんでした。

夜になるともやっぽい感じ

持ってくれば良かったもの 

おしりに引くための折りたたみ携帯マットをダイソーに買いに行ったら欠品でした。代わりに無印のネッククッションで代用しようと、座ったらポン!という音とともにつぶれてしまいました、、、芝生の上に座るのは日中はいいけど、夕方から夜にかけて、霧なのか夜露なのかがすごくて、お尻が冷えてきます。クッション的なものは絶対に必要です。迷惑にならない程度のキャンプ用の椅子もいいかも。

夜のイベントには服を重ね着し、ダウンジャケットも着て防寒はバッチリだったのですが、夜露の湿気でしっとりしてきてあまり快適ではなかったので、ポンチョレインコートをかぶっていればよかったと思いました。雨用にポンチョ持ってたのに、まさかこんな湿気になるとは思わずテントに置いてきてしまったのでした。

そしてサンダル。寒さ用にUGGのブーツで行ったけど、日中は暑い。裸足で歩いたりしたけど、鹿のフンがところどころに!! なので、持ち歩ける軽いビーサンみたいなのがあってもよかったかも。

日中は快晴で暑かった
帽子の日焼け止めもあった方がいい

まとめ

泊まりの野外フェス&テント泊が初めてだったので、フェス自体は本当に楽しかったのですが、やはり知らない土地でのお泊まりはいろいろハードルもありました。特にテントとシュラフ選びはちょっと早まりました。遠方からでソロでのテント泊なら、正直レンタルがおすすめです。初心者には知らない道具も多々あり、実際に手にしてみて初めて知ることもありました。参考に、フジロックに参加した人のテント滞在を読んだら、斜面だったり、暴風雨が来たり、もはや音楽鑑賞というより冒険&サバイバル。それに比べたら全然、平和だし楽でしたけどね。

夕暮れどき、ランタンに願いをかける

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