進化するオーストラリアワイン、未輸入ワインを試した

雑記

 南オーストラリア州ワインのテイスティングイベント「南オーストラリア州ワイングランドテイスティング2021に行ってきた。

 オーストラリアのなかでも南オーストラリア州は生産量が多く、国のワイン産業にとって重要なところ。ペンフォールズ、ウルフブラスなどすでに日本でも有名なワイナリーもあるが、輸入されているのはごく一部。こういうイベントを通じて、飲食店やソムリエ、インポーターなどにまだ日本に未輸入のワインを紹介するというのが趣旨。今回は一人ずつ使用するスピッティングポイントを設置したり、感染症対策もばっちり。

こだわりのワインを作る南オーストラリア州

  オーストラリアのワインといえば、果実味が濃いめのフルボディーという印象が強いが、最近はライトになっている。高級なものでなくても繊細な味を表現し、複雑味が増していることを今回あらためて実感。小規模な作り手たちが、表現したいワインをオーストラリアの土地を生かして、自由に作っているようになっているのだろう。

 特に印象に残ったのが、

ペンリー・エステート(クナワラ) カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーズ アロマがすごい、繊細なスパイス感やタンニンが嫌な感じじゃない。ヴィーガンで現地価格が7.25ドルって安すぎ。

アイランダー・エステート・ヴィンヤーズ(カンガルーアイランド) シラーズ100%と、シラーズとグルナッシュのブレンドなど。余韻が長く続く、繊細なシラーズ。

ポーン・ワイン・カンパニー(アデレードヒルズ) 繊細で複雑なサンジョベーゼとテンプラリーニョがテイスティングでも大評判。ポップなラベルもユニークで目立つ。※こちらはインポーターが決まったそうです(2021年10月現在)。

 それぞれ現地価格が1000円前後という安さ(※Penley EstateのEos Shiraz Cabernetは27.67ドル)。オーストラリアは何と豊かな食生活なのだろう。

 各テーブルで聞いた話も興味深く。クナワラのBellweatherというワイナリーがいいよとか、カンガルー島は自然保護区だとか。南オーストラリアのワイナリー巡りをしたくなりました。

ブースごとに試飲
スッピッティングポイントが設けられていた

南オーストラリアのワイン、産地別まとめ(参考用)

  • バロッサバレー 世界でも古いシラーズの木があることで知られるシラーズの銘醸地。グルナッシュの古木もあり、ローヌ地方のシャトーヌフ・デュ・パプと同品質といわれる。セミヨンも産出。
  • エデンバレーとクレアバレー 温暖なバロッサより高地にあるため温和な気候。ドライかつ香りの際立つリースリングで有名。レアバレーの「グロセット」のリースリングは名品。
  • アデレードヒルズ 高地にある冷涼気候、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランを産出。シャルドネ核果とときどきトロピカル、ソーヴィニヨン・ブランは柑橘ときどきトロピカルな香り。
  • クナワラ 赤い粘土質と石灰岩質のユニークな土壌、涼しい気候のクナワラ。カベルネ・ソーヴィニヨンの銘醸地で、ミント、ブラックカラントに加えオークのスモークとセダーの香りがある。

   参考:『Wines : Looking behind the label』

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オーストラリアのワインは進化している。安くておいしく、コスパよし

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