古い洗面台を撤去、IKEAの鏡を漆喰の壁に両面テープで貼る

DIY・住まい

洗面所にあった古い洗面台、取り替えたいと思っていて、やっと実行に移しました。それにともなって壁の塗り替えもしました。問題は鏡。IKEAの鏡を直貼りにしたいと思いましたが、漆喰の壁に果たして貼れるのか!?

洗面台を取り外し〜壁補修

昭和の古い洗面台、結構幅もあって、すっきり鏡を貼り付けたいなーと思っていたので、思い切って取り外しました。

幅もあって邪魔
鏡が3面、結構重い
ドライバーで少しずつ外していく
ガラスの曇り止めなども付いていてあちこちにネジが…

外してみたら、ペンキの塗り残し、重たい洗面台を支えた数々のネジの跡、さらにその前の小さな洗面台をつけていた時の後がくっきり。ここだけペンキ塗り直すことも考えましたが、湿気やすい洗面所、思い切って漆喰を塗ることに。まずはその前にパテで穴を補修。

穴だらけ。戦地かよ…
パテを練り練り
穴を補修
乾いたらヤスリもかけて平らに慣らしました

あとで漆喰塗ったので、パテをせずに漆喰で埋めてもよかった気はします。鏡は再利用して使おうとしましたが、1枚あたり厚さ5mm、重さも2.5kgくらいとちょっと重すぎたので辞めました。

漆喰を塗る準備〜漆喰塗り

結局洗面所、天井含めて全部漆喰塗ってしまうことに。電球のところはスプレーのペンキで。壁に塗るのは漆喰うま〜くヌレールで。公式サイトには床面積4.5畳で18kgと記載。4.5畳もないけど、2度塗りするし、下のサイズの5kgだと3つは必要になるからと結局18kgを購入。そして、前に使ったコテは使いすぎてすり減ったので捨ててしまった。。。そこでホームセンターでしなりそうなステンレスコテを見つけたので購入しました。

電球のところもサビ?
ここはスプレーのペンキで白く
漆喰うま〜くヌレール18kg
薄いコテを発見
練り練り
コテがちょっと固め、微妙
大部分はプラスチックのヘラで十分だった
とりあえず全面2回、塗り終わり

このステンレス製コテ、一見しなるんだけど、日本プラスターの純正プラ製コテの方がやっぱりやわらかくて塗りやすいかな。何だったら普通のプラスチックのヘラでも十分なんだけど、角とか端、水道管の裏とか細かいところに届かないので、小さめの塗る道具も必要なんです。

漆喰塗り、表面を平らにするには、生乾きのときに上からヘラでならすこと。

何とか2度塗りして乾かしました。

IKEAの鏡は両面テープで貼れるのか?

さて、ここからが問題で、漆喰の壁に両面テープでIKEAの鏡は貼れるのか? 用意したのは、IKEAのLÖNSÅS/ロンスオース(21x30cm)とLILLTJÄRN/リルティエルン(40x55cm)。軽くて、薄くて、多分普通の壁には問題ない。でも漆喰の壁はどうなのか?LILLTJÄRN/リルティエルンには「道具を使ったり壁に穴をあけたりしないで、背面の強力な接着剤で簡単に壁に取り付けられます」とあるけど、それはタイルとか、表面がつるつるした壁の話。組み立て説明書にも木と煉瓦の壁にはバツ印が。で、鏡の取り付け金具というと、よくある浴室用の5mm厚ミラー用なのよ、、IKEAの鏡は厚さ3mm。詰め物をして隙間を埋めて使えないこともないけど、できればすっきり貼り付けたい、、、

リルティエルンの鏡を見てみる
外壁面用の両面テープ発見!コンクリートもOK。幅20mm、4mを購入
鏡の裏にペタペタ貼りました
ロンスオースの重さは約300g
300gは問題なし

そこで見つけたのが、Scotchの強力両面テープ!実は、Scotchのテープ、いろいろ種類がある。最初、屋外でも使える「超強力スーパー多用途粗面用」かと思ったが、木・金属・塩ビ・プラスチック用とあり、迷ったところ、「外壁面用」を発見。「コンクリート、ブロック、ベニヤ板などの接着に!」と説明がある。こっちのが絶対漆喰の性質に近そう。コンクリートがOKなら漆喰OKでしょ。ということで、IKEAの鏡にもともと付いていた両面テープに加えて、ペタペタ貼りました。

LEVLAレヴラ
組み立ては簡単でした
無印良品の壁に付けられる家具を取り付け。旧製品でスケール等がなく目分量
何となくダークブラウンで統一

LÖNSÅS/ロンスオースの鏡と同時に小物入れのLEVLAレヴラを取り付け。さらにここにMÅLERÅS モーレロースを設置しようと思いましたが、ごついのと色が合わず、無印良品の壁に付けられる家具を台所から移動しました。今はこの色はありませんが、ちょうど窓枠とロンスオースの色に合うので。

およそ1.8kg
約55cmを9本分貼りました
テープを取ったところ
漆喰の壁に押しつけ。貼り直しは効かないので先に印をつけておきましょう

さて問題のLILLTJÄRN/リルティエルン。重さは大体1.8kg(手で支えて図ったので正確ではない。もっと重いかも)。特別重くはないが、軽くもない。Scotchの強力両面テープの説明には、本テープ2cmで耐えられる重さの目安としてレンガどうし120g、木どうしが160gとある。つまり、単純に10倍して、20cmなら1.2kgということ?わかりませんが、念の為、4mあるテープ、小さい鏡で使った残りを全てペタペタ貼り付け。結果、全然OKでした。。Scotch、さすがすぎる。

旧タイプの無印良品壁に付けられる家具を付け直し

無印良品壁に付けられる家具なんですが、旧タイプのピンは、一度設置しするとピンが開いてしまい、それをまた付け直すのは難しいのです。無理矢理再利用で押し込んだものの固定が十分でなく、やはり台が落ちてしまったので、ピンを買い直しました。無印良品のネットストアで旧タイプのピンだけ売っています。これは東洋工芸がOEMとして作っていたようで、かけまくりという商品もあります。

一度使ったピンはこんな感じで曲がってる
無印のネットストアでピンを頼むとこんな感じで届く
左:使用済みピン、右:新品のピン
ガムテープで仮止め。試しに台が載せるのでマスキングテープではダメです
台を載せてみます
ヨシ!
ピンを押し込む。専用の着脱工具も売ってましたが買いませんでした。なので自力で押し込む
ピンを可能な限り押し込む
ガムテープを外して台を置く
ヨシ!
ヨシ!

ビフォーアフター

洗面台をなくして、鏡は直貼りでだいぶすっきりしました。洗面台付属の蛍光灯もなくなりましたが、特に問題なし。タオルかけはIKEAの販売終了品。でもトイレと揃えたかったのでネットで探しまくり何とか入手。写真ではわかりにくいですが、壁はペンキの白から漆喰の白へ。結露はなくなりました。

ビフォー
アフター
yuma
yuma

何とか昭和の洗面台を処理してすっきりしました

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